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胃腸をWash 笑ってWash

現代社会はストレス社会で、私達は肉体的にも精神的にも非常に強いストレスを受けながら生活しています。

このため身体の中は、大量の活性酸素に代表されるフリーラジカル(体内組織を傷つける有害物質)の発生とともに、
酸素やビタミン、ミネラルを著しく消耗しています。

さらに食生活の欧米化や加工食品の氾濫などにより、食物繊維の摂取量がこの30年間に約20%も減ってしまいました。
それにつれて増えたのが便秘、大腸ガン、乳ガン、糖尿病などの生活習慣病です。

食物繊維は糖尿病や大腸ガンなどの予防に効果があるといわれ、最近注目されている栄養素です。

三大栄養素といわれるのが、糖質、脂質、タンパク質。そこにビタミン、ミネラルを加えて、
五大栄養素と呼ばれています。
食物繊維とはいわば「第六の栄養素」ともいえる存在なのです。

食物繊維の研究が進むにつれて、これまで消化されない邪魔者扱いされていた野菜や穀物の「皮」が、
健康の維持、増進に欠かせない栄養素として重要だとわかってきました。

食物繊維を多く摂ると、大腸内の菌が食物繊維を餌として増えて便の量が増加し、便秘が避けられます。

また大腸内の通過時間短くなり、大腸内にできる有害物質の濃度が下がるので、大腸ガンになる危険が減ります。
そして血糖値を下げ血中コレステロール濃度を減らす効果もあります。

また最近「デトックス」という言葉がよく聞かれるようになりました。
これは特に新しいことでもありません。

意味は「解毒、浄化」です。食物繊維がこの作用に必要だということです。

腸は内臓の健康作用の源ですから、腸の機能が良くなることはすべての健康の元なのです。

では、上手に食物繊維を摂るには毎日の食生活をどのようにすればいいのでしょう。

毎日とるべき食材リスト

1.ご飯(白米ではなくて、玄米や分づき米)を食べる。
雑穀米を入れるとより良い。
いも類(さつまいも、やまいも、さといも等)

2.大豆製品(豆腐、納豆等)
あずき、いんげん豆等、味噌汁(発酵食品)

3.緑黄色野菜(にんじん、かぼちゃ、ほうれん草等)
根菜類(ごぼう、れんこん)
海藻類(ひじき、わかめ、こぶ等)

4.果実類

5.魚介類
動物性食品は、魚介類を中心に摂る(小魚、小えび等)

そして食べる時は、よくかんで食べることです。

かむことによって、食べ物を細かくし胃での消化を助けます。
消化がよくなれば食べ物を無駄なく生かすことができ、少量で栄養が足りることになります。

良い食習慣を身に付けることが、長寿の基本です。

そして生活の中に「笑い」を取り入れて、笑顔を絶やさないこと。

そうすると気分もリラックスして、免疫力もアップします。

笑うとガン細胞をやっつけてくれるリンパ球の一種、ナチュラル
キラー細胞が活性化されます。

この「笑い」の効力は最近新聞でもとりあげられたように、
医学の分野でも、大変注目されていることなのです。

栄養士    渡辺 雅美

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